完全分離型二世帯住宅は、二世帯住宅の中でも特に失敗しにくい建て方です。
しかし、それでも失敗したと後悔する人もいます。
ここでは完全分離型二世帯住宅で失敗した人の事例を紹介します。
完全分離型二世帯住宅とは
完全分離型二世帯住宅とは、ドアから住宅設備まで、完全に別の空間にした住宅です。
それぞれの部屋を行き来するためには、外に出て玄関を通る必要があり、プライバシーが確保されています。
そのため、二世帯住宅で起こりがちなプライバシーの問題や光熱費などの問題が起こりにくいです。
完全分離型二世帯住宅で後悔する理由
完全分離型二世帯住宅は、後悔しにくい住宅ですが、それでも後悔している人がいないわけではありません。
たとえば以下の理由があります。
- 干渉が非常に多くストレスに感じる
- 玄関や駐車場などの共有スペースでの問題
次で詳しく解説します。
①:干渉が非常に多くストレスに感じる
完全二世帯住宅でも、干渉が非常に多くストレスに感じる場合もあるようです。
「家から出るときはあいさつをしろ」
など合意していない、何かを強制される場合ストレスを感じる傾向にあります。
身内であってもストレスを感じるものですが、身内だからこそ思うように伝えられず、苦しむかもしれません。
②:玄関周りや駐車場などの共有スペースでの問題
完全分離型二世帯住宅でも、玄関や駐車場など外に見える部分は共有されています。
そのため、これらの部分で問題が起きることも。
あまり置いてほしくないものが置かれていたり、見た目の印象が悪いものが飾られているなどの場合もあります。
このような状態にストレスを感じる人もいるでしょう。
トラブル回避の方法
完全分離型二世帯住宅はトラブルを回避しやすいですが、トラブルが起こらないわけではありません。
そのため、トラブルになる要素は何があるのか予め確認することが大切です。
この記事を参考に二世帯住宅にするとき、問題にならないのか、よく検証しましょう。