土壁は壁紙と同じ感覚で感覚で掃除できません。
特に避けるべきなのが、水拭きです。
水拭きをしてしまうと、シミになってしまうなど、失敗する可能性があります。
今回は土壁の正しい掃除の方法を解説します。
土壁に水拭きしてはいけないのはなぜ?
土壁とは、自然の土を壁に混ぜた壁材です。
水には強くなく、雑巾などで水拭きすると、壁にシミができ、ボロボロと崩れ落ちる可能性があります。
なぜなら、土壁は水分を吸収してしまう性質があるためです。
水分を吸収することで、部屋の湿度を安定させる役割があります。
しかし、掃除の面では、水拭きができないため、別の方法で掃除しましょう。
土壁の掃除方法は
土壁の掃除方法は、はたきなどを使って落とせば大丈夫です。
掃除機を使う方法もありますが、土壁に掃除機が触れるとボロボロと落ちる可能性があります。
はたきであれば、土壁を優しく掃除できるため、綺麗な状態の維持が可能です。
ただし、強く擦ると落ちる可能性は0ではないため、あまり力を入れずに掃除しましょう。
土壁は静電気が発生しないため、ビニールクロスと比べるとほこりがつきにくく、きれいな状態を長く維持できます。
はたきで落とせない汚れは?
はたきで落とせない汚れの場合、気にならないのであれば、無視するのがおすすめです。
掃除しようとすることで、かえって汚してしまう可能性もあります。
掃除する場合は、消しゴムや水につけていないメラミンスポンジで優しく擦りましょう。
あまり擦り過ぎると土壁がボロボロ落ちてしまうため、避けてください。
土壁の正しい掃除方法を知っておこう
この記事では土壁の正しい掃除方法について解説しました。
土壁は水分を含ませるとシミになる可能性があり、掃除で使ってはいけません。
はたきで落とせば十分きれいになるため、そのような方法で対処しましょう。