カーテンは部屋の印象に大きな影響を与えるだけではなく、生活にも大きな影響を与えます。
今回は失敗しないカーテンの選び方について、機能別に紹介します。
カーテンの機能
カーテンの機能は以下のものに分けられます。
- 遮光性
- 遮音・防音性
- 遮熱性
- 防炎
- プライバシー
- UVカット
それぞれどのような機能か次で解説します。
遮光性
遮光性とは、外や中の光を遮断する性能です。
遮光性は1〜3級に分けられ、数字が小さいほど、光を通しません。
光を通さないことで、紫外線を防ぐ効果もあります。
遮光性が高いほど、生地が厚くなるため、断熱効果も高まります。
特に寝室など、部屋をしっかりと暗くしたい場合に求められる機能です。
遮音・防音性
遮音性や防音性が高いカーテンもあります。大まかに遮音カーテンと吸音カーテンの2種類です。
遮音カーテンは外に音を漏らさない性質です。生地の加工する、またはアルミなどの素材を織り交ぜることで、遮音効果を高めています。
これに対して、吸音カーテンは、ベロアやベルベットなど、素材が音を吸収することが特徴です。ピアノなど楽器演奏する部屋で反響音を抑えます。
それぞれ、性質が異なるため、違いを知っておきましょう。両方を兼ね備えたカーテンもあります。
また、カーテンは隙間があると防音性が十分に発揮されないため、設置の仕方も重要です。
遮熱性
遮熱は外の熱が中に入らないようにする機能です。
それに加え、厚手のカーテンなどは熱を逃さない、断熱効果も期待できます。
防炎
カーテンは布製のため、多くのカーテンは燃えてしまいますが、燃えづらくしているのが、防炎カーテンです。
カーテンが燃えにくくなるため、もしもの火事での被害拡大を抑えます。
地上31m以上の建築物(11階建て以上)のマンションに住まわれる場合は、この性質が求められます。
防炎機能があるものは、防炎ラベルが取り付けられているため、そのラベルがあるかどうか確認しましょう。
プライバシー
カーテンはプライバシーを確保する上でも重要です。
しかし、カーテンによっては閉めると部屋も暗くなります。
レースカーテンのように、光を取り込みつつ、視界を防げるものもあります。
また裏面にミラー加工を施し、光を反射するミラーカーテンも選択肢です。
UVカット
レースカーテンの場合、光は取り入れたいが、紫外線は気になるという人もいるのではないでしょうか。
そのような場合にUVカットのレースカーテンがおすすめです。
カーテンは部屋や目的に合わせて機能も選ぼう
カーテンは部屋や窓の大きさ、目的によって、選ぶべきものが変わります。
そのため、どのような機能があるのか把握しておくと、失敗しない、カーテン選びがしやすいでしょう。
失敗しないカーテン選びの参考にしてください。