上棟式はしないといけない?

上棟

上棟式は新築の工事がある程度進んだ段階で行われる儀式です。

地鎮祭もやったあとで行う上棟式は、「やるべきなのか?」と疑問に感じるかもしれません。

実際上棟式をしないケースもあります。ここでは上棟式はしないといけないものなのか、解説します。

上棟式とは?

上棟式とは建物の完成への祈願と、ここまでの工事完了のお祝いを目的に行う儀式です。

これに対して、地鎮祭は、土地の神様に新築住宅を建て住むことに対する赦しを得る儀式です。

地鎮祭は神主様を呼んで行いますが、上棟式は神主様を呼ばずに行う場合もあります。

上棟式は強制で行うものではない!

上棟式は行わない場合も増えています。

行わないからといって失礼になるわけでもなく、大工さんや施工会社が気持ちを害することもありません。

上棟式は施主さまの気持ちを伝える場になることも多く、施主さまから感謝を伝える場になることもあります。

しかし、無理に伝える必要はなく、上棟式でなければ伝えられないものでもありません。

特に新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、その傾向はより強まっています。

上棟打ち合わせを行う場合もある。

上棟打ち合わせとは、上棟が終わった段階で、実際にどこにどのような設備がつくのか、確認する作業です。

図面通りであっても、実際に配置を見てみるとイメージよりも狭いと感じることもあります。

コンセントや照明、窓の位置を確認し、この場所でよいかも確認していきます。

差し入れは入れてもよい

上棟式は行わないケースが増えていますが、上棟打ち合わせの後に差し入れを入れると喜ばれる場合もあります。

お菓子や飲み物をお渡しすると喜ぶ職人さんは多いです。

上棟式は必須ではないが、感謝は忘れずに

今回は上棟式をしないという選択肢について解説しました。

上棟式は必須ではなく、しないことで大きな問題があるわけではありません。

そのため、施主さまの裁量で決めてしまってよい部分です。

ただし、職人さんに感謝を伝えられる機会でもあるため、上棟式をするのが悪いというわけではありません。

上棟式をするかどうかお悩みであれば、参考にしてください。

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