「結露って放置しても問題ないのでは?」
そんな風に考えていませんか?
結露は放っておくと、カビやダニが発生する原因になり、健康を害する原因になります。
とは言え、なぜ結露が起きるのか、どうして健康を害してしまうのかわからないという人も多いかと思います。
そこで、この記事では、結露の原因と、結露が原因で起きる悪影響について紹介します。
結露が起きてしまう原因はシンプルです。
まずはこの記事で、結露の原因になる行動をまずはしっかりと理解しましょう。
目次
結露の原因
結露が発生する原因は、
大まかに
- 外と中の温度差が大きくなる
- 家の中の湿度が高くなる
という2つの原因で発生します。
外と中の温度差が大きくなる
結露は外と中の温度差が大きくなることが結露の最大の原因です。
空気は、温度が高いほどたくさんの水分を含むことができ、逆に低くなると少なくなります。
窓ガラスやスチール製の玄関扉などは、外の空気の影響で気温が低くなります。
そのため、窓のそばなどの気温が低いところでは、水分を含みきれずに結露が発生してしまうのです。
家の中の湿度が高くなる
結露は家の中の湿度が高くなることも原因の一つです。
例えば、家の中で加湿器を使っていたりすると、当たり前ですが湿度が高くなります。
また気温が下がることで空気中に含む水分量も少なくなるため、空気中の湿度が高いとより結露が激しくなる原因になります。
結露を引き起こす2つの原因
結露をする原因には、
- 外と中の温度差が大きくなる
- 家の中の湿度が高くなる
がありました。
では、次に結露させてしまうことで、実際にどのような悪影響があるのかについてお伝えします。
結露が原因で起きる3つの悪影響
結露を放置すると、どのような影響があるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
カビの繁殖
結露を放置することで、カビが繁殖する原因になります。
結露で発生した水分が空気中の埃やゴミを吸着することで、カビが繁殖しやすい状態になってしまうのです。
カビが繁殖すると、空気中に胞子を飛ばし、
- ぜんそく
- アトピー
- 肺炎
などの原因になります。
特にカビが原因で起こる肺炎は、高齢者の方や幼児が発症すると、大変危険な状態になることもあります。
ダニの発生
結露を放置すると、ダニも繁殖しやすくなります。
ダニは室温と湿度が高い環境で発生します。
冬は室内でも暖房を使用しているため、暖かくなっています。
そのため、冬場でも環境によってはダニが発生しやすいことになっていることが珍しくありません。
ダニが繁殖することで、
- かゆみの発生
- アレルギー性皮膚炎
- ぜんそく
- 鼻炎
の原因になります。
家や家具への悪影響
結露を放置することで、家や家具へも悪影響があります。
家具や家の内部の壁や床にまで水分が入り込むことで、
- 壁紙がめくれる
- 木材へのダメージ
- シロアリの発生
などの原因にもなります。
特にシロアリが発生してしまうと、最悪の場合家そのものがダメになってしまう可能性もあります。
結露の怖さを知って、その被害を未然に防ごう
この記事では結露の原因と、結露が引き起こす悪影響についてお伝えしました。
結露の悪影響には、
- カビの発生
- ダニの発生
- 家や家具への悪影響
がありました。
家の中の環境が結露しやすい環境になっていないか、まずは見直してみてくださいね。