「せっかく家を建てるなら吹き抜けが欲しい」
そう考える人は少なくありません。
ただし、吹き抜けは採用したいと考える人も多いですが同時に後悔する人も少なくありません。
実際建てていないと、どうして後悔するのかピンとこない人も多いかと思います。
そこでこの記事では、吹き抜けで後悔することが多い4つの理由について説明します。
目次
吹き抜けで後悔する5つの理由
吹き抜けで後悔することが多い5つの理由としては以下のものが挙げられます。
- 2階で使えるスペースが狭くなる
- 空調の効果が小さくなる
- 掃除に手間がかかる
- 生活音が聞こえやすい
- 臭いも上に登りやすい
ではそれぞれの詳しい内容について詳しく説明します。
理由1:2階で使えるスペースが狭くなる
吹き抜けで後悔する理由の一つが2階のスペースが狭くなることです。
吹き抜けを利用することで、2階で使えるスペースが吹き抜け分小さくなってしまいます。
「吹き抜けをそのほかの部屋として利用すればよかった」
なんてことにもなりかねません。
そのため、吹き抜けを採用するときには、土地や建物にある程度の面積が必要になることは十分に留意しておきましょう。
理由2:空調の効果が小さくなる
吹き抜けを採用理由1:空調の効果が小さくなります。
というのも、空気が上に流れやすくなってしまうからです。
そうならないようにするには、例えば以下の対処法があります。
- シーリングファンを使う
- 床暖房を採用する
- 断熱対策をより整える
ただしこれらを採用した場合でも、空調対策としては十分とは言い切れないという可能性もあります。
そのリスクを承知した上で、吹き抜けを採用しましょう。
理由3:掃除に手間がかかる
吹き抜け部分はそう簡単に掃除することはできません。
掃除するような場所としては例えば以下のような場所があります。
- 電球
- シーリングファン
- 上側にある掃き出し窓
これらは採用するかしないかによって多少の差が出てきますが、いずれにせよ、掃除の手間がかかることは間違いありません。
また転落のリスクもあるため、掃除するにしても十分な対策が必要になります。
理由4:生活音が聞こえやすい
1階と2階の繋がりが強くなるため、生活音が聞こえやすくなります。
1階でテレビをみていれば、2階まで聞こえますし、逆もまた然り。
プライバシーを重視するような場合には吹き抜けは採用しないほうがよいでしょう。
理由5:臭いも上に登りやすい
吹き抜けは生活音だけではなく、臭いも上に登りやすくなります。
キッチンの料理の臭いが登るというだけではなく、焼肉などをした場合には2階まで臭いがついてしまう場合も。
吹き抜けを採用する場合には、臭いも含めた対策が重要になるでしょう。
吹き抜けのデメリットを把握して吹き抜けの採用を検討しましょう
今回は吹き抜けを採用して後悔する5つの理由について解説しました。
吹き抜けは、一見するとおしゃれで開放感を演出できますが、そのデメリットを理解していないと、失敗してしまいがちです。
まずはこれらのデメリットをしっかりと理解した上で、吹き抜けを採用するかどうか検討してみてください。