宮大工の技術で木組みの家を作る、小川建築です。
宮大工というとこんなイメージがありませんか?
「こだわりが強くて頑固そう……」
「和風の家しか建てないんじゃない?」
あまりそう言った事例を聞くことも少ないので、そう不安になられる気持ちもわかります。
でも木組みの家でも洋風の家を建てられますし、純和風の家しか作らないということでもありません。
宮大工が作る「洋風」の家
こちらの家は外壁に土壁ではなくガルバリウム鋼板という素材を採用しております。
こちらの素材は外壁材の中でも軽量であり、地震などの際に負荷が少なくなるというメリットもあります。
また最大の特徴は特殊なメッキを施されておりさびにくく、年月を経てもメンテナンスの費用が安く済むということです。
通常の外壁材ですと、物にもよりますが10~20年で再塗装の必要があり、それに100万~300万の費用が掛かります。
そう言ったメンテナンスの費用を考えると、ランニングコストに非常に優れた材料になります。
また中には目に見える部分はあまりありませんが、木組みの技術をふんだんに生かしています。
弊社では土壁の施工を得意としていますが、必ず土壁でなければいけないという話ではありません。
宮大工の技術を生かした造作技術こそ最大の強み
また木組みの技術は弊社の得意とするところではありますが、造作もまた宮大工の得意とする分野です。
なぜなら宮大工は家の彫刻なども行うこともあり、造作技術もまた磨かれているからです。
こちらは板材を丁寧に組み上げて作るもので、宮大工の技術があればこそ可能な仕上げ方になっています。
こちらはエントランスに施した彫刻技術と造作技術に優れた宮大工だからこそ可能な仕上げ方です。
弊社では確かに土壁と木組みの家を最大の強みにしています。
ですが、強みはそれだけではありません。
宮大工の加工技術を生かした造作や加工の技術は、ハウスメーカーで作っている大工さんは真似することの出来ないオンリーワンの技術です。
こちらもは町の美容院ですが、パッと見るとオシャレなカフェのようなたたずまいですね。
木組みで宮大工というとどうしても「和風」のイメージが強くなりがちですが、決してそんなことはありません。
一番大切なのはお客様にとっての「理想の家」
結局木組みや土壁などの技術もお客様の理想を形にするための手段の一つでしかありません。
その品質にはもちろん自信を持っております。
予算などの都合で使われない方もいらっしゃいます。
一番大切なのはお客様の思い描く「理想の家」を作り上げること。
それが一番大切なことではないかと考えています。