吹き抜けで失敗?失敗する間取りや事例を紹介

吹き抜けの失敗

吹き抜けはおしゃれな印象を与えますが、間取りによってはそのよさを十分に活かせません。

ここでは、吹き抜けの設置で失敗する事例を紹介します。

吹き抜けで失敗する事例

吹き抜けが失敗してしまうのは、以下の理由があります。

  • 壁で囲まれてしまう吹き抜け
  • 奥行きが足りない
  • 光が入らない
  • 玄関上の吹き抜け
  • 断熱性が不十分

それぞれの理由について次で解説します。

壁で囲まれてしまう吹き抜け

吹き抜けは壁で囲まれてしまうと、開放感が十分に演出できず、狭い印象を与えてしまいます。

そのため、壁には外だけではなく内側にも窓を設け、視線の抜けを意識した作りにすることが大切です。

奥行きが足りない

吹き抜けの奥行きが足りない場合、狭さを感じやすくなります。

幅の広さは吹き抜けの見た目にそれほど影響しませんが、奥行きは重要です。

吹き抜けや窓の位置にもよりますが、奥行き2m程度あれば、開放的な印象を与えられます。

光が入らない

吹き抜けは位置によっては光が十分に入らず、思うほど明るい印象にならない場合があります。

そのため、吹き抜けの位置を考慮するときには、光がどのように入るのかまで考えることが大切です。

玄関上の吹き抜け

玄関の吹き抜けは見た目こそよいものの、実用性にかけるのが問題です。

玄関は人の出入りこそ多いものの、滞在時間が短く、空間を楽しむという観点ではおすすめできません。

リビングなど、滞在時間が長い部屋に設ける方が効果が期待できます。

また、玄関は特に寒さを感じやすく、気密性に影響が出る吹き抜けはよりその悪影響を受けてしまうでしょう。

断熱性が不十分

吹き抜けは開放的な空間になりますが、気密性がさがり、冷暖房効率も悪くなります。

断熱性が不十分だとよりその悪影響を受けてしまい、部屋で過ごすのが、不快になってしまいかねません。

吹き抜けを設ける場合には、断熱性を重視することが大切です。

吹き抜けで後悔しないよう対策しよう

吹き抜けは見た目がおしゃれなものの、間取りによってはそのメリットを十分に活かせません。

間取りや窓の位置をしっかりと検証し、断熱対策も万全にしておく必要があります。

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