パントリーは食料庫として、常温で保存できるものや、キッチンの道具が収納できる場所です。しかし、他の間取りとの兼ね合いで広いスペースを作るのは難しいこともあるでしょう。
今回は可動棚を作るメリットや注意点について紹介します。
目次
パントリーに可動棚を作るメリット
パントリーに可動棚を作るメリットは、棚の位置を調整できることです。
位置が変えられると何ができるのか、解説します。
収納するものに合わせて、棚の位置を調整できる
可動棚は収納するものに合わせて、棚の位置を調整できることがメリットです。
パントリーに置きたいものは、以下のようにさまざまなものがあります。
- 調味料
- パン
- 洗剤や掃除用品
- 果実酒などの瓶
- お米
これらのものはそれぞれ大きさが違い、どこに何を奥かで高さが変えられます。
可動棚があることで、置くものに合わせ、最適な高さに調整できるため、より使い勝手のよいレイアウトの調整できます。
生活スタイルの変化に対応できる
可動棚は、生活スタイルの変化に対応できる点が特徴です。
子どもの成長に合わせて、使うものの種類や量は変化します。
可動棚であれば、そのような生活スタイルの変化に合わせて、高さを調整可能です。
また、子どものものを置くときには、子どもの成長に合わせて高さを変えることもできます。
可動棚を作る際の注意点
可動棚は便利ですが、注意したい点もあります。
ここではどのような点に注意するべきか、解説します。
高さを変えるのは手間がかかる
可動棚は高さを変えられることがメリットですが、変えるのは手間がかかります。
棚にあるものをどかす必要があり、棚自体にも、重量があるためです。
パントリーは狭くなりやすいため、狭い空間で位置を変えることで、壁に板をぶつけてしまい傷つける恐れもあります。
特に女性が調整するのは難しいので、注意しましょう。
DIYは失敗しやすい
可動棚は便利ですが、大工さんに依頼すると高価になるため、自分でやろうという人もいます。しかし、DIYは失敗しやすくおすすめできません。
部品自体は簡単に揃えられますが、耐荷重を考えつつ、高さを揃えなければいけません。
高さを正確に揃えるためには、慎重に計測し、ズレなく取り付ける必要があります。
高さを揃えるのに失敗すると、棚がガタついてしまい、使い勝手も悪くなるでしょう。
可動棚でパントリーをもっと便利に!
可動棚は棚の調整をすることで、棚の使い勝手をよくできることがメリットです。
柔軟に取り付け位置を調整することで、作業動線がよくなり、毎日の料理がより楽しくなります。