地鎮祭で挨拶回りは必要?今どきの事情を解説!

地鎮祭 近隣挨拶時の粗品

地鎮祭といっしょに挨拶回りを行うことが一般的です。

しかし、挨拶回りはなぜしなければいけないか、ピンとこないかもしれません。

今回は地鎮祭で挨拶回りをする必要があるのか、理由を解説します。

地鎮祭と同時の挨拶回りがベター

地鎮祭とは、土地の神様に家を建てる許しを得るための儀式です。

工事着工前に行われ、工事後には近隣への挨拶回りをすることになります。

挨拶回りは多くの場合、両隣と裏3件、向かいの家3件は行うことが一般的です。

ただし、近隣挨拶を施主が行わないケースも近年ではあるようです。

工事関係者の人の場合、工事中近隣住民の生活に大きな影響を与えるため、近隣挨拶を行う必要があります。

しかし、近隣との関係が希薄化している昨今では施主がいるかいないかは重要視されない場合もあるようです。

ただし、近隣にどのような方がお住まいになっているかにもよります。

特に地方で新築を建てる場合は、どのような方が住われているかわからないため、不安な場合は挨拶回りをするのがベターです。

少なくとも、挨拶回りをしたほうが近隣の方の印象はよくなります。

挨拶回りで渡す粗品は

挨拶回りの際は挨拶と同時に粗品を渡します。

大まかな相場としては1件あたり500円から1,000円ほどが一般的です。

粗品の例としては以下のものがあります。

  • タオル
  • 洗剤
  • その他生活用品
  • お菓子

お菓子の場合、多少の質が求められるため、1,000円ほどが相場です。

ただし、賞味期限の観点から、あまりおすすめできない場合もあります。

それ以外のものであれば、500円程度でよいでしょう。

あまり高価なものは逆に気を使わせてしまいます。

施工会社が準備してくれる場合もあるため、確認してみましょう。

挨拶は直接がベターだが必須ではない

近隣挨拶は直接あってするのがベターです。しかし、生活習慣の違いなどから、どうしてもスケジュール調整が難しい場合もあります。

そのような場合は、施工会社にお任せするのも選択肢です。

手紙などを添えてもよいでしょう。

コロナウイルスの影響もあり、手紙だけの挨拶でも、以前と比べると、失礼だという印象はありません。

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