夏の熱中症は重症になると、命の危険もあるため、対策が必要です。
しかし、どのように対処すればよいか、わからない人も多いでしょう。
この記事では夏の熱中症対策について詳しくお伝えします。
目次
熱中症とはどんな症状?
熱中症とは身体の体温調節がうまくできず、身体の熱が逃せなくなった状態です。
熱が身体にこもる結果、頭痛や吐き気、手足の痺れなどを引き起こします。
重症になると意識が混濁し、命に関わることも。
特に高齢者の方などが家で一人で過ごしていると、気づかない間に重症化することが多いです。
そのため、事前に対策して置くことが大切です。
熱中症の効果的な対策は?
熱中症の効果的な対策としては以下の物があります。
- 温度と湿度を意識する
- エアコンを効果的に使う
- こまめな水分補給と塩分補給
- 窓の日差しを遮る
次で詳しく解説します。
温度と湿度を意識する
熱中症になりやすいのは、高温多湿な状況です。具体的に言えば、室温が28度、湿度が70%を超える場合に注意しましょう。
多湿な環境では汗が出にくくなり、体内の熱を外に排出しにくくなります。
エアコンや除湿機をうまく使い、部屋が快適な状態になるよう意識しましょう。
エアコンを効果的に使う
熱中症対策としてはエアコンを効果的に使うことが大切です。
エアコンを使うと言っても、具体的な方法を知らない人も多いでしょう。
具体的には、以下の点を意識します。
- 部屋が暑い場合は最初に換気をする
- 扇風機を活用する
- 家に隙間があると、効果が半減
詳しくは「意外とできてないかも?エアコンを最大限生かす方法」をごらんださい。
こまめな水分補給と塩分補給
熱中症対策としてはこまめな水分補給と塩分補給が大切です。
室内にいる場合でも、熱中症対策として水分補給は欠かせません。
「のどが渇いたら飲む」と考える人も多いですが、のどが乾いた状態はすでに遅いです。
そのため、意識的に水分補給を行いましょう。特に高齢者の方はのどの渇きを感じにくいため、要注意です。
また夜寝る前も水分補給が大切です。
寝る前は水分が失われやすいため、意識して水分を摂取しましょう。
窓の日差しを遮る
夏の厳しい日差しによって、部屋はいやでも温められます。
その日差しを窓の外からさえぎるのも効果的です。
具体的な方法としては以下の物があります。
- 外付けのブラインドをつける
- すだれを外にかける
- 緑のカーテンを利用する
リフォームなど大掛かりな工事をせずとも、効果がある方法があるため、ぜひ試してみてください。
熱中症は事前対策で予防しよう
この記事では熱中症の事前対策についてお伝えしました。
熱中症は家の中でもかかる可能性があり、高齢者の方などは特に注意が必要です。
しかし、事前に対策すれば、熱中症になることはそうないでしょう。
これらの点を参考に熱中症に負けない生活を手に入れましょう。
夏快適な住宅なら、土壁もおすすめ
「できるだけ夏を快適に過ごしたい」という人も多いでしょう。
夏の暑さにお悩みの方におすすめなのが、土壁です。
土壁は調温や調湿の効果があり、熱中症になりにくい環境づくりに貢献しますよ。