スキップフロアは空間を広く見せ、オシャレな空間を演出できることが大きなメリットです。
そんなオシャレな空間に憧れる人も多いかと思います。
ですが、スキップフロアには当然デメリットも。
それを理解していないままだと時間が経ってから思わぬ後悔をすることも。
今回はスキップフロアのデメリットを詳しく紹介します。
目次
スキップフロアのデメリット
スキップフロアのデメリットは以下の通りです。
- 施工できる業者が限られる
- バリアフリーとは真逆の考え方
- 施工費用が高くなる
- 断熱対策が必要
- プライバシーは確保しにくい
①施工できる業者が限られる
スキップフロアは縦の空間を使い、建築法の細かい確認が必要になるため、難易度が高い建築方法です。
そのため、施工できる業者が限られてしまうことがデメリットです。
②バリアフリーとは真逆の考え方
スキップフロアはその性質上階段を多く使う構造になります。
そのため、バリアフリーの考え方と相性が悪いです。
老後の生活を考えるときスキップフロアが大きなデメリットになる可能性があるため、よく考える必要があります。
③施工費用が高くなる
スキップフロアは施工に手間がかかりやすいため、施工費用が高くなる傾向にあります。
④断熱対策が必要
スキップフロアは空間が広く使える分冷暖房の効率が下がるのがデメリットです。
そのため断熱対策が欠かせません。
しっかりと断熱対策し、冷暖房の効率も意識しておかなければ、暑さや寒さを感じやすくなるかもしれません。
⑤プライバシーは確保しにくい
スキップフロアは空間が一つに繋がりやすくなり、プライバシーの確保が難しくなります。
音が響きやすくなり、誰が何をしているのかわかりやすくなる恐れが。
そのため、プライバシーの確保を重視する人にとっては生活音が気になってしまう可能性があります。
スキップフロアはデメリットをしっかり意識しよう
今回はスキップフロアのデメリットについて具体的に解説しました。
- 施工できる業者が限られる
- バリアフリーとは真逆の考え方
- 施工費用が高くなる
- 断熱対策が必要
- プライバシーは確保しにくい
スキップフロアはオシャレさと空間の広さが特徴ですが、その分デメリットもあります。
「プライバシーは気にしない!」
「断熱対策もしっかりするから大丈夫」
そんな人にスキップフロアはおすすめできる空間です。
新築住宅にスキップフロアを検討する場合にはぜひ参考にしてください。
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