平屋に住みたいけれど、デメリットはある?
そうお悩みではありませんか?
平屋は開放的な空間や、コミュニケーションの取りやすさから人気がある建て方です。
ですがそんな平屋にもデメリットはあります。
それを理解していないまま建てると、住んでみてから後悔してしまうかもしれません。
「こんなはずじゃなかった!」とならないために、気をつけるポイントを紹介します。
目次
平屋で気をつけるべき5つのデメリット
平屋で気をつけるデメリットは以下のものがあります。
- 延床面積で換算すると、割高になる
- 部屋数を増やすなら、広さが必要
- 日当たりの確保に工夫が必要
- プライバシーの確保が難しいことがある
- 防犯面で注意が必要な場合も
延床面積で換算すると、割高になる
平屋は2階建ての家と比べて延床面積で換算すると割高になります。
平屋の場合は、基礎の面積が大きくなりがちだからです。
部屋数を増やすなら、広さが必要
平屋で部屋数を増やすためにはある程度の広さが必要になります。
そのためには土地そのものの面積が必要になるため、土地の広さが足りない場合は、間取りに制約ができてしまうこともあります。
そのため、土地代が高くなりがちな立地のよい場所の場合は、費用がかさんでしまいます。
日当たりの確保に工夫が必要
平屋は日当たりの確保に工夫が必要な場合があります。
平屋で延床面積が広い場合、真ん中の部屋の日当たりがどうしても悪くなる傾向にあります。
そういったことを回避するためにいくつかの工夫をする必要があります。
具体的には、
- 中庭を設置する
- 建物の形状を細長くする
- 天窓を設置する
などの対策があります。
ただしこれらの対策をすると、コストがかさんでしまったり、物理的に難しいケースもあります。
プライバシーの確保が難しいことがある
平屋ではプライバシーの確保が難しいケースがあります。
平屋は動線がシンプルになり、コミュニケーションが取りやすいというメリットがありますが裏を返せば、プライバシーが確保しにくいということでもあります。
そのため、個人のプライベートな時間が大事なお子様などがいる場合は、不便を感じてしまうこともあります。
防犯面で注意が必要な場合も
平屋は防犯面で注意が必要な場合があります。
例えば、夜寝るときに暑くても窓を開けて寝るなどは難しい場合もあります。
そのほかにも、日当たりのよい場所に開口の大きな窓を設置すると、泥棒に侵入されやすくなるという問題もあります。
特に人通りの多い場所の場合そういったリスクが高くなりますので注意してください。
平屋のデメリットを正しく理解して、後悔のない家づくりを
今回は平屋の具体的なデメリットをお伝えしました。
具体的には以下のものがありましたね。
- 延床面積で換算すると、割高になる
- 部屋数を増やすなら、広さが必要
- 日当たりの確保に工夫が必要
- プライバシーの確保が難しいことがある
- 防犯面で注意が必要な場合も
これで平屋を建てるときにどんなデメリットに気をつければよいのか、お分かりいただけたのではないでしょうか。
この情報を参考に失敗しない家づくりをしてくださいね。