新築を建てるとき、建て方工事が完了してから行われることがあるのが上棟式です。
上棟式は必須ではなく、近年では行われないケースも増えてきました。
しかし、上棟式を行い、棟梁さんとの親睦を深められるという側面もあります。
今回は上棟式とはどのようなものか、解説します。
上棟式とは
上棟式は、新築住宅の棟上げまで完了したタイミングで行われます。
棟上げとは、柱や梁を組み、屋根の棟木まで施工が完了した状態です。
建物の完成への祈願と、ここまでの工事完了のお祝いを目的に行われます。
地鎮祭の場合は神主さまに依頼して行いますが、神主さまを呼ばず、施工会社と施主のみで行うケースも多いです。
上棟式は開催する必要はある?
上棟式は地鎮祭と比べると、開催されないケースが多い儀式です。
昔は棟上げには多くの人手が必要で、危険性も可能な工事でした。
クレーンなどの重機によって、作業効率や安全性が向上し、労働負担も大きくなくなったことが、要因でしょう。
現代では正式な上棟式ではなく、略式上棟式と呼ばれ、お食事などのみをするケースもあります。
上棟式を行う場合は施主が主導になることも多い
上棟式は「工事関係者に感謝を伝える場」という意味があります。そのため、施工会社で準備をしないケースも少なくありません。
上棟式をしたい場合は、施主が施工会社に対して相談する必要があります。
また、費用なども施主負担になることも多いため、事前に準備しておきましょう。
ただし、工事のスケジュールもあるため、実施する場合は施工会社に早めに相談することが大切です。
上棟式は早めに準備しよう
上棟式は近年では開催されないケースも多いです。
しかし、施主から工事関係者に感謝を伝えられる数少ない場面でもあり、開催を希望される方もいるでしょう。
まずは施工会社に相談し、日程や準備物を確認しましょう。