日本の住宅は30年ほどしか持たないといわれています。
しかし、それは住宅を長持ちさせるためのメンテナンスをしていない場合です。適切にメンテナンスしておけば、住宅の寿命は大きく伸ばせます。
この記事では住宅の寿命を伸ばす具体的な方法を解説します。この記事を読めば、住宅を寿命を伸ばすために何をするべきかわかるでしょう。
目次
メンテナンスをしておけば、80年は住み続けられる
住宅の寿命は適切なメンテナンスをすることで、80年住み続けることが可能です。
その反面、メンテナンスを何もせずに放置しておくと劣化が進み、30年を目処に建て替えが必要になるでしょう。
特に新建材と呼ばれる建材を使っている場合、メンテナンスを怠るとすぐダメになってしまいます。
メンテナンスにはそれなりの費用がかかりますが、建て替えと比べると、遥かに安価です。そのため、適切なメンテナンスをすることは長い目で見たときに、コスパが高いといえます。
住宅の寿命を伸ばす方法
住宅の寿命を伸ばすためには、以下のことを意識することが大切です。
- 外壁や屋根のメンテナンス
- 水回りの点検
- こまめな掃除
次で詳しく解説します。
①:外壁や屋根のメンテナンス
外壁や屋根などは住宅を長持ちさせるために、特に重要な役割を果たします。
特にサイディングなどの新建材は定期的な塗装が欠かせません。塗装をせずにいると、10年を目処に防水性が失われます。その結果、雨水が侵入し、雨漏れに発展することも。
雨漏れになると、修理費用は非常に高額になり、住宅の耐久性にも影響します。そのため、そのような事態になる前の対処が大切です。
②:水回りの点検
水回りはどれだけ丁寧に扱っていても、いずれは劣化します。配管周りがパッキンなどで水漏れが起こることは避けられません。
水は住宅の天敵で放置しておくと、劣化を進めてしまう要因となります。木材を腐敗させ、耐久性を損ないます。
壁の見えにくい部分で水漏れが起きていることも。トラブルにすぐ対処できるよう、定期的に状態を見ておきましょう。
③:こまめな掃除
住宅の寿命を維持するためには、こまめな掃除も必要です。
メンテナンスを兼ねて、掃除をすると、異常に気がつきやすくなります。
また、掃除と合わせてこまめな換気をしておくこともおすすめです。高気密の住宅が増えており、こまめに空気を入れ替えておかなければすぐにカビてしまう可能性があります。
住宅を長持ちさせるためにはメンテナンスが必須!
この記事では住宅を長持ちさせるための方法について解説しました。住宅を長持ちさせるためには、外壁や屋根の塗装、水回りの補修など定期的なメンテナンスが必要です。
これらを意識することで、寿命が長くなり、80年近く住み続けることも不可能ではありません。
より長持ちする住宅に住みたいとお考えであれば、木組みや自然素材の住宅もおすすめです。
小川建築では、木の強みを生かした木組みと、土壁など自然素材を使った住宅を作っており、適切なメンテナンスを行えば、80年を超えて住み続けられます。