「無垢フローリングのウレタン塗装はどんなものかわからない」
「無垢フローリングのウレタン塗装のメリットやデメリットが知りたい」
そうお考えではないでしょうか。
ウレタン塗装は無垢フローリングの表面をカバーするため、汚れに強く、見た目の無垢感と手入れの手軽さを求める人におすすめのフローリングです。
しかし、その特徴を正しく把握していないと、後悔してしまうこともあります。
この記事では無垢フローリングにウレタン塗装を施すメリットとデメリットについて詳しく解説します。
目次
ウレタン塗装のフローリングのメリットは?
ウレタン塗装フローリングのメリットは以下のものがあります。
- 見た目に光沢がある仕上がりになる
- 水や汚れに比較的強い
- 手入れが簡単
ではそれぞれのメリットとデメリットについて見ていきましょう。
見た目に光沢がある仕上がりになる
ウレタン塗装で仕上げると、見た目に光沢感がある仕上がりになります。
無塗装や自然塗料で仕上げた無垢フローリングの場合はどこかさらっとした仕上がりになることがありますが、見た目に華やかさがでることが特徴です。
水や汚れに比較的強い
ウレタン塗装は水や汚れに比較的強いことが特徴です。
ウレタン塗料がフローリングをカバーしているため、中に水が侵入しにくくなります。
無塗装や自然塗料のフローリングの場合、水や汚れが内部に入ってしまい落とすのが困難になることも。
ただし、クッションフロアなどと比べると、よいとは言い切れないので、濡れてしまったものは放置せず、早めにきれいにしましょう。
手入れが簡単
ウレタン塗装のメリットは手入れが簡単なことです。
汚れに強い分手入れが簡単になります。
硬く絞った雑巾で拭くようにしましょう。
ウレタン塗装のデメリットは?
ウレタン塗装のデメリットは以下の通りです。
- 調湿性などの機能は失われる
- 足触りがひやりとする
ではそれぞれの特徴について次で具体的に解説します。
調湿性などの機能は失われる
ウレタン塗装の場合、調湿性など無垢フローリング特有の性質は失われてしまいます。
なぜなら、ウレタン塗装で無垢全体をカバーしてしまうため、そのような吸湿ができなくなってしまうからです。
無垢フローリングに対して、調湿性などの機能を求めている人にとってはあまりおすすめできる選択ではありません。
足触りがひやりとする
ウレタン塗装のデメリットは足触りがひやりとすることです。
ウレタンがフローリングの表面をカバーしているため、無垢の木の足触りではなく、ウレタンの足触りになります。
無垢の足触りが好きな人にとってはあまりおすすめできません。
ウレタン塗装のメリットとデメリットを正しく知って後悔しない選択を
この記事では無垢フローリングのウレタン塗装のメリットとデメリットについて詳しく解説しました。
無垢フローリングのウレタン塗装は見た目にツヤっとして見栄えがよいですが、その分無垢特有のメリットが失われてしまう塗装方法です。
それぞれに良し悪しがあるため、メリットとデメリットを適切に把握し、フローリングを選びましょう。