采女城跡の柵の復旧工事をさせていただきました。
こちらは、以前は簡易的な杭にロープだけの簡単な策があったのですが、老朽化が進んでいました。
ちょうど現在采女城跡の整備がある中で、今後訪れる人が増えることも予想される中、より安全な柵を作りたいというのが今回のご要望でした。
既存の枠を撤去
こちらが、その杭を抜いた際の写真です。
かなり大きな井戸で、小さい子が落ちたりしたら大変ですね。
すでにだいぶ傷んでいたこともあり、既存の転落防止用の竹を取り払い、新たに一から組みなおします。
またこれで、作業中に落ちることもなく安心して作業をすることもできますね。
柵の位置決め
きれいな八角形の柵を作るため、正確に場所決めと採寸を行っています。
一見すると地味で目立たない作業ですが実はとても大切な作業です。
これをしっかりと行わないと寸法がずれていびつな形になってしまうので、実はとても大切な作業です。
対角線の長さも意識しながら一本一本丁寧に寸法を確認し、しるしをつけていきます。
枠組み開始!
採寸し、正確な位置が出し終わりましたら、いよいよ本格的に作業開始です。
少しずつ柱が立ち、作業も順調に進んでいきます。
遠くから全体を見るとこのような形。
依然と比べるとかなりきれいな柵が出来上がってきましたが、まだこの段階でも小さい子なんかがうっかり入ったら大変ですね。
だいぶ完成像が見えてきました。もう少しです。
もう少し細かく枠を入れ完成!
小さな子供がうっかり入ったりしないように細かい柵を設けさせていただきました。
ぱっと見の見た目はこれで最後のように見えますが、実はまだもう一仕事残っています。
この後に雨に振られて傷んだりしないように防腐剤を塗布して完成です。
最初に比べると、下地もしっかりし、安全な柵が完成しました。
小川建築ではこのような補修・改修工事も承っております。
小さな工事だからと、思い悩まずにまずは一度相談してみませんか?
問い合わせはこちらまでお願いいたします。