「自然素材の家はメンテナンスがめんどくさい」
そうお考えの人は少なくないのではないでしょうか。
ネット上で検索していると、メンテナンスの手間が強調されており、それで心配になる人も多いかと思います。
ですが、自然素材の家のメンテナンスは、通常の家と方法が違うだけで、実はそれほど難しくありません。
とはいえ、実際に住んでみていない状態では今ひとつピンとこないですよね。
そこでこの記事では自然素材の家のメンテナンスの方法を、簡単に紹介します。
目次
自然素材の家のメンテナンスの方法は?
では自然素材の家のメンテナンス方法にはどんなものがあるでしょうか。
ここでは大まかに以下のものに分けて見ていきましょう。
- 無垢材の床のメンテナンス方法
- 塗り壁のメンテナンス方法
無垢材の床のメンテナンス方法
では無垢材の床のメンテナンス方法はどうなっているでしょうか。
無垢の床のメンテナンスは、以下の通り。
- 基本的に乾拭きか掃除機で行う
- 1年〜2年に一度ワックスがけを行う
ここでやってはいけないのは、水拭きを行うこと。
水拭きをしてしまうと木が水分を吸収するため、毛羽立ちや反りの原因になります。
どうしても水拭きがしたい場合は、しっかりと絞って気になる部分だけ行いましょう。
塗り壁のメンテナンス方法
では塗り壁のメンテナンス方法について見ていきましょう。
と言っても、基本的に何かをする必要はありません。
何かする場合のほとんどはついてしまった汚れなどを落とす場合でしょう。
そんな場合でも、消しゴムなどで軽くこすれば解決することも多いです。
また大きな汚れは、サンドペーパーを軽くかけると、ある程度改善しますよ。
ランニングコストは長期的に見たら高くない!
「無垢材のメンテナンスはめんどくさい」
「自然素材の家は高い」
そんなイメージを持っている人は多いです。
ですが、長期的なメンテナンスはそれほど必要ないため、それほど負担ではないんですよ。
従来のビニールクロスや合板のフローリングは、10年を超えると、徐々にボロボロになり始め、だんだんと見栄えが悪くなっていきます。
そうなって張り替えを検討した場合には、10万以上の費用がかかってしまいます。
無垢材や塗り壁は適切にメンテナンスしてあれば、そう言った塗り替えや張り替えの手間は必要ありません。
そう考えると、長い目で見たときには、無垢材や塗り壁はむしろコストパフォーマンスが高いとも言えるのです。
自然素材の家のメンテナンスは大変じゃない!
今回は、自然素材の家のメンテナンスの方法を具体的に紹介しました。
- 無垢材の床のメンテナンス方法
- 塗り壁のメンテナンス方法
これらの材料のメンテナンス方法は普段とは勝手が違うことは確かですが、実はそれほど難しくないことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
「自然素材はメンテナンスがめんどくさい」
そうお考えの人こそ、ぜひ一度自然素材を検討してみていただけたらと思います。