断熱はDIYでもできる?100円からできる簡単対策

「断熱工事は費用がかかるし、やらなくてもよい」
「寒さだけなら我慢すればよい」
そうお考えではないでしょうか。
断熱工事は、一度壁をめくる必要があるため、費用がかかりますが、簡単なものであれば、100円からでも対策ができます。
しかし、どんな対策ができるのか、気になる人もいますよね。
そこでこの記事では100円からできる断熱DIYリフォームのやり方を紹介します。
この記事を読めば、辛い寒さを少しでも緩和して、快適な生活が遅れますよ。

DIYでできる対策

DIYでできる断熱対策の例としては以下のものがあります。

  • 断熱効果があるシールを貼る
  • プラダンや緩衝材をつける
  • 窓の隙間を埋める

ではそれぞれの方法について次で詳しく解説します。
 

①:プラダンや緩衝材をつける

窓にプラダン(プラスチックダンボール)や緩衝材(プチプチ)をつけるのは断熱対策として有効です。
「こんなものが断熱対策になるの?」と思われるかもしれませんが、窓から逃げる熱の割合は非常に高く、これらのものを窓に貼り付けるだけで、高い断熱効果が期待できます。
この方法では、上記に紹介したもののどちらかを、窓に隙間なく貼り付けるだけでとても簡単です。
デメリットとしては見た目の仕上がりが悪いこと、窓の開閉が難しくなる場合ががあるでしょう。
これで、かなり高い断熱効果が期待できるでしょう。

②:断熱効果があるシールを貼る

DIY道具の中には断熱効果があるシールを貼る方法があります。
100円均などでも発売されており、厚みのあるクッションなどを貼り付けていきます。
シートの中にはシール式になっているものもあり、サイズがそれほど大きくないため、DIYに慣れていない人でも、施工自体はそれほど難しくありません。
しかし、施工範囲が広いため、ある程度時間がかかり、材料によっては光沢感が出て目立ってしまうことがあります。
また、本格的な断熱材ではないため、効果自体は断熱材ほどはありません。

③:窓の隙間を埋める

窓に隙間があると、そこから熱が逃げてしまい、その隙間を埋めてあげることで、断熱効果が期待できます。
やり方はシンプルで隙間用のスポンジテープを窓の隙間に貼り付けて、隙間を埋めるだけ。
立て付けの悪い窓などではかなり高い効果を発揮するでしょう。

断熱はDIYでは本質的な解決はできない

断熱材の施工は時間も費用もかかるため、できればやりたくない人も多いでしょう。
しかし、本格的に断熱効果を発揮させるには、上記のDIYである程度の解決は期待できるものの、どうしてもできる範囲に限界があります。
本当に断熱工事をする場合には、断熱工事を正式にリフォームでするしかないでしょう。
「冬の寒さや夏の暑さをなんとかしたい」
そうお悩みであれば、断熱材の施工を検討してはいかがでしょうか。
また土壁の施工も選択肢です。
土壁の施工は断熱材のように熱を遮断するのではなく、調温性といって、暖かいときに温度を吸収する、寒いときに貯めた温度を放出することで、住宅を快適な環境に維持してくれますよ。
小川建築では断熱リフォームだけではなく、土壁のリフォームも行っております。
この機会にぜひご検討ください。
 

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