「収納が少ないのをなんとかしたい」
「収納に困らない家が欲しい」
そうお悩みの人は少なくありません。
家に住み始めてある程度時間がたつと、子どもが成長したり増えたりすることで、収納に困った、なんて人も多いかと思います。
これは収納の数だけ多ければ解決するものとは限りません。
ここでは収納に困る原因や使い勝手のよい収納とは何か、詳しく紹介します。
収納に困る原因
「収納に困るのは収納が足りないから」
そう考えていませんか?
残念ながらそれは間違いの場合がほとんど。
収納の形式にもよりますが、住宅に必要な収納量の目安は1人1畳くらい、床面積で換算すると、12%程度が一般的です。
収納に困る場合は収納の数ではなく、収納の使い勝手が悪いために起こります。
- 出し入れがしにくく大変
- 必要なものを必要なときにすぐ出せない
こんな体験をすると、片付けるのがおっくうになり、部屋が散らかりやすくなります。
こうした収納の問題を改善するためには、「使い勝手」に注目して収納を考えるのがおすすめです。
使い勝手のよい収納のポイントとは?
「じゃあどんな収納が使い勝手がいいの?」
そう疑問になりますよね。
ここでは使い勝手がよい収納のポイントについて見ていきましょう。
具体的には以下のポイントがあります。
- 収納の方法を考える
- 持ち物と使いたい場所を把握する
- 予算は抑える工夫
ではそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
収納の方法を考える
収納に困らないためには収納の方法を考えましょう。
自分にとってどんな形がよいのかは個人差があります。
例えば衣類の収納についてもやり方が分かれます。
- ハンガーで収納したい
- 引き出しで収納したい
同じ衣類でもその片付け方は個人差がありますよね。
自分の片付けの方法をまず考えてみるとよいでしょう。
持ち物と使いたい場所を把握する
それぞれの持ち物と収納の方法を検討して収納を作ることが、収納で困らないポイントです。
- その持ち物はどこで使うか
- どのくらいの頻度で使うか
それを収納するのに必要なスペースはどのくらいか
今持っているそれぞれの持ち物に対して、これらのことを決めておくことが大切。
これらの項目を整理する過程で断捨離も合わせて行うと、無駄なスペースを作らずにすみますよ。
予算を抑える工夫
収納は新しく家を作るときに絶対に必要ですが、必要以上に予算をかけない工夫をしましょう。
収納を考えるときには、新しく家具を買うのも選択肢ですが、収納をあらかじめ作っておくこともおすすめです。
あらかじめ作ってある方が収納として広く使いやすく、場合によっては家具を購入するよりも費用を抑えられます。
収納で困らないようにするには使い勝手が大切!
今回は新しく家を建てる上で収納に困る理由と、困らないためのポイントについて伝えしました。
収納は確かに困りやすいですが、それは個人の使い勝手を検討して最適な形を考えることが大切です。
まずは自分がどんな片付け方をするのか、どんな荷物があるのか検討することからはじめてみてください。