「今家を建てたいと思っているけど、失敗したくない」
「住宅で不満に思う人はどんなところに不満を持っているの?」
とお悩みではないでしょうか。
せっかく建てた新築、不満がないようにしたいという気持ちはよくわかります。
ただし、無計画に家を建てると、「こんなはずじゃなかった」になりがちなもの。
そこで今回は、住まいの悩みで多いものはどんな悩みなのか、具体的にお伝えします。
目次
住まいの悩みランキング5位
住まいの悩みランキングは多いのは以下のものです。
こちらは2016年に行われたSUVACOのユーザー調査のランキングです。
- 収納が足りない
- 庭・ベランダが活用できていない
- 狭い
- キッチンの使い勝手が悪い
- 日当たりが悪い
ではそれぞれの内容について詳しく見ていきましょう。
1位:収納が足りない
収納が足りないと悩む人は少なくありません。
これは、ただ単に荷物が多いからとは限らず、住み始めると荷物が徐々に増えていくというのがその最大の理由です。
収納はどのくらい必要なのかはもちろん大切ですが、空間をうまく利用することで解決できる場合も。
家を建てられる面積には限りがありますが、こうした点を踏まえて考えるとよいでしょう。
2位:庭・ベランダが活用できていない
庭・ベランダを活用できなくて悩む人は多いです。
特に庭は管理が大変になりがちで、放置しておくと雑草がどんどん生えてしまいます。
家を建てる前に、庭は本当に必要かどうかはもちろんのこと、どのくらい管理に時間が避けるかなどもよく考えましょう。
3位:狭い
狭さに悩む人も中にはいます。
敷地が狭い場合ももちろんあるかと思いますが、その問題を解決したいのであれば、無駄な動線をいかにして無くしていくか、狭さを感じさせない空間の作り方を検討する必要があります。
4位:キッチンの使い勝手が悪い
キッチンの使い勝手に悩む人も少なくありません。
キッチンを特におしゃれにしたい、という考えの人は少なくないかと思います。
ただし、おしゃれさにこだわるあまりに、実際の使い勝手が悪くならないように注意しましょう。
5位:日当たりが悪い
日当たりの悪さが気になる人も中にはいます。
「これは土地の問題じゃないか?」
と考える人もいますが、そうとは限りません。
家の建て方次第で解決できる場合もあります。
- 隣の家からの距離を確保する
- 窓を効果的に取り入れる
上記のようなちょっとした工夫で家に明るさを取り入れることは可能です。
ただし、日当たりについては設計でよりよくできる可能性もあります。
日当たりを特に重視したい場合には設計士に相談することも選択肢になるでしょう。
住まいの住みにくさに困らないようにしましょう。
今回は住まいの悩みランキングについて紹介しました。
住まいの悩みは、一見するとどうしようもないように見えますが、動線を工夫したり、実際に生活する様子をイメージしたりすることで、回避できるものも少なくありません。
ただし、全てをきれいに解決する住まいも難しいもの。
まずは自分たちにとって特に譲れない家の条件について一度よく検討することからはじめてみてください。