「冬家が寒い」
「暖房がなかなかきかない」
そんな悩みを抱えていませんか?
その原因は窓にあるかもしれません。
窓は熱の50%以上が逃げると言われています。
その熱が逃げるのを抑えられれば、寒さを大幅に和らげることができます。
今回は窓から熱が逃げると言われるその要因について解説します。
窓から寒さを感じる原因
窓から寒さを感じる原因は以下の通りです。
- すきま風が入ってくるから
- 枠にもガラスにも断熱性がないから
ではそれぞれの原因をもう少し詳しく解説します。
すきま風が入ってくるから
窓からすきま風が入ってくるのが、寒さを感じる原因です。
すきま風が入ってくるのは、窓の気密性が足りていないから。
建て付けが悪いというだけではなく、窓の構造上小さなすきまがある場合も。
そうなってしまうとすきま風が入ってしまいます。
窓の気密性を高めるには、窓のすきまを埋める必要があります。
枠にもガラスにも断熱性がないから
窓から寒さを感じる原因は、窓枠やガラスに断熱性が足りていないからです。
断熱性が不十分だと、窓やガラスが外部の寒さを中に取り込んでしまいます。
例えば枠がアルミなどであると触るとひやりと冷たくなっていますよね。
もし断熱性を考えるなら、サッシをペアガラスに交換することや二重サッシを施工することを考えるのがよいでしょう。
ただしそれ以外の要因が寒さの原因のことも。
窓は確かに熱が失われやすいのですが、寒さを感じるのは窓だけが原因とは限りません。
というのも窓以外でもすきまや断熱が不十分なところがあれば、熱が逃げてしまうからです。
例えば、以下のような場合です。
- 床に断熱が施工されていない
- 天井に断熱が施工されていない
- 壁の一部に断熱材が施工されていない
- 家全体が古く、すきまができてしまっている
こうした場合には、窓の対策をしても十分な効果は発揮されません。
「窓の断熱をしたのに、今ひとつ効果を実感できない」
もしそう感じるのであれば、窓以外の断熱性能を見直すことを考えてみたほうがよいでしょう。
窓の断熱で家は快適にできる!
今回は家の熱の50%以上が窓から逃げる理由について具体的にお伝えしました。
具体的には以下のメリットがありましたね。
- すきま風が入ってくるから
- 枠にもガラスにも断熱性がないから
この点を改善することで、冬の寒さが改善するだけではなく、夏場の冷房のききもよくなります。
もし冬の寒さにお悩みであれば、窓周りの断熱を意識することからはじめてみてください。