「土壁から臭いがして困ってる」そうお悩みではないでしょうか。
古い住宅の土壁の場合、中には臭いがしてしまう物もあります。
今回は臭いがする土壁に対してどのように対処すれば良いか、見ていきましょう。
土壁から臭いがする原因3つ
土壁から臭いがする場合、考えられる原因は以下の2つです。
- カビの発生
- タバコやペットの臭い
- 化学物質が使われているかも?
では次で解説します。
カビの発生
カビが発生している場合、土壁から臭いがすることがあります。
土壁には、湿気を吸収する効果がありますが、放出することができない場合、湿気が過剰な状態になっています。
その結果、カビが発生してしまうことで、臭いの原因となってしまうのです。
タバコやペットの臭い
タバコやペットの臭いが吸収されてしまった結果かもしれません。
これらの臭いは土壁ではなく、一般住宅でも問題になりがちです。
土壁であれば、臭いはある程度吸収してくれますが、それでも吸収しきれないことはあります。
土壁は拭き掃除などができないため、臭いが一度ついてしまうと簡単には落とせません。
臭いの原因になるものが避けられるのであれば、対処法を検討した方が良いでしょう。
化学物質が使われているかも?
土壁から化学物質の臭いがする場合、もしかすると、化学物質が使われているのかもしれません。
土壁は本来つなぎとしてわらやすさなどが使われていますが、化学物質がつなぎに使われている可能性があります。
年月が経過すれば、多少臭いは弱まりますが、使う材料を最初に確認しておく方が良いでしょう。
臭いの対処は難しい場合も!
カビやタバコ、ペットの臭いは一度ついてしまって気になるレベルになると、簡単には取り除けません。
クロスなどのように拭き取りができないためです。
本来、臭いの吸収効果があり、そこまで気になることはないのですが、過剰になると、臭いの原因となります。
そのような臭いを何とかしたい場合は、土壁を塗り替えした方が良いでしょう。
土壁の臭い対策は適切な管理が大切!
この記事では土壁から臭いがする場合、毎日の管理ができていないなど、原因がはっきりしています。
土壁は臭いを吸収する効果がありますが、臭いが過剰な場合、臭いが吸収しきれず、臭いの原因になることも。
このような事態を回避するためには、毎日の適切な管理が大切です。
通常の家と同様に掃除や換気を適切に行うとよいでしょう。
この記事を参考に適切な管理をし、臭いを予防しましょう。