自然素材の家に床暖房は使えない?その理由とは?

自然素材の家に床暖房は使えない?その理由とは?

「自然素材の家では床暖房を使えない!」
そんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
無垢フローリングと床暖房の相性が悪いため、床暖房は使えないとされています。
とはいえ、普段建築に馴染みがないと、今ひとつピンと来ないという人も多いですよね。
そこでこの記事では、自然素材の家に床暖房が使えないと言われている理由を詳しくお伝えします。
 

自然素材の家に床暖房が使えない理由

自然素材の家に床暖房が使えない理由、それは床暖房を使うことで床が反ってしまう可能性があるからです。
特に柔らかい樹種ほど反ってしまいやすくなります。
さらに、無垢が伸び縮みを繰り返すため、無垢フローリングの寿命にも関わります。
とは言え、無垢フローリングには、従来のフローリングにはない、足触りのよさがあります。
足触りがよく、直に触れても床暖房なしのフローリングと比べると、暖かさを感じやすいです。
足触りがいいとは言え、床暖房がついた状態での暖かさには敵わないですが、それは好みの問題が大きいと言えるでしょう。

自然素材の家に床暖房が使えるものはないの?

「無垢フローリングの中でも、床暖房が使えるものはないの?」
そんな言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
実は無垢の中でも、床暖房が使えるものがあります。
無垢が反ったりしないように含水率などを調整する特殊な加工が施されています。
ただし、そんなフローリングにも欠点はあります。
それは、無垢の特徴である、足触りの良さが本来の無垢ほど発揮されなくなってしまうこと。
無垢の中でも固さのある樹種が採用されるため、足触りのよさも無垢フローリングの中では感じにくいです。
 

無垢フローリングも床暖房もそれぞれのよさがある。

今回は、無垢フローリングには床暖房が使えない理由について詳しく見ていきました。

  • 無垢フローリングは足触りのよさ
  • 床暖房には床暖房をつけたときの暖かさ

それぞれに特徴があることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
両立させることはできないとは言いませんが、それには制限も多いです。
新築の家に床暖房と自然素材の両方を採用した家を考えているのであれば、ぜひ参考にしてみてください。

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